夢の終わりは二人の始まり(6)

 太陽は傾き、夕暮れを迎えた。等しく茜色に染まるユクモ村の景観からは、温泉の観光地らしい賑やかさは薄れ、代わりに物静かな気配が漂い始めた。出稼ぎに出た人々、或いは畑仕事から戻ってきた人々、彼らを出迎える温かな声が何処からか聞こえてくる。これから殆どの家庭では、夕飯になるのだろう。

 けれど、たちが今か今かと思う待ち人たちは戻らず。

 あれから、もう夕暮れ時だ。レイリン宅で待っていたたちも、気が揉めてしまってついには集会浴場で静かに待ち続けていた。何時戻るかなど、正確には誰一人として分からないというのに。
 長椅子に腰掛けたは、集会浴場内を見渡す。ちらほらとハンターと思しき者の姿はあるが、その中に待ち人の姿は未だ見えない。溜め息はもう吐き尽くしてしまい、出てくるのは音のない息遣いだけだ。

「大丈夫ですよ、さん。きっと、きっと戻ってきますから」

 何度もそう言ってくれるレイリンに、は少しだけ笑いかける。ごめんね、結局私の方がずっと落ち込んじゃった。レイリンとて渓流に居るだろう彼らの事を気にしているだろうに、それでも抑え込んでを励ます少女の強かさ。なんて逞しい、立派な女の子だろうか。そんな彼女によく似たオトモアイルーのコウジンも、珍しく何も言わずに黙りこくって居る。彼も、カルトとヒゲツの帰還を待っているのに。感謝と申し訳なさとが、へと同時に浮かぶ。

「……レイリンちゃんは、強いね」

 がそう告げれば、レイリンはきょとりと目を丸くした。そして意図を察すると、苦笑いに似た仕草で表情を崩した。

「強くなんか、ないですよ。いつも私だって、怖くて仕方ないんです。依頼を受ける時も、依頼を受けて出かける師匠たちを見送るのも」

 ちょこんと長椅子に腰掛けるレイリンは、行儀良く揃えた膝の上で拳を作った。

「でも、意味がなくても、大丈夫だって思わないと、駄目だから。ほら、まずは心からって言うじゃないですか。強く思わないと、出来る事も出来なくなるから」
「そっか……私も、見習っていかなきゃね」

 笑みをかわして、またしばらく集会浴場の長椅子で待った。待ち続けた。太陽がまた少し傾いて、色濃くなる夕焼けの光。窓から見える空の隅っこからは、藍色が迫ろうとしている。それほどの時間が経過しようとしていた。


 静かな空気が変わったのは、それから間もなくの事であった。
 ハンターズギルドのカウンターが、にわかにざわついた。受付嬢たちも、ギルドマネージャーも、忙しなく動き回って言葉を交わす。何か、あったのだろうか。薄ぼんやりとしが見つめていると、レイリンは長椅子から立ち上がり「ちょっと様子を見てきますね」と微笑む。パタパタとカウンターへ駆け寄る細い少女の背を、はしばし見つめた。
 数分後、レイリンが戻ってくる。今度は慌ただしく、足下をもつれさせながら。どうしたの、と声を掛けようと立ち上がる。まさか、また新しいモンスターが現れたのだろうか。嫌な予想を思い浮かべ、は表情を曇らせレイリンを見つめる。けれど、彼女は……晴れやかな笑みを浮かべていた。

「い、今、関係者から、連絡があったって」
「え?」

 早口に、時折舌を噛みながら、レイリンは告げた。

「――――セルギスさんと師匠たちが、戻ってくるそうです!」

 は目を見開いた。安堵したのに、何故か声が出なかった。爪の首飾りを握る手の力だけが、ぎゅうっと増した。




 ハンターズギルドの依頼受注カウンターの横には、出発口という入り口がある。依頼を受けたハンターたちが、其処からネコタクなりアプトノスなりに乗って狩り場へ向かう場所だ。たちはその出発口を潜り抜け、集会浴場の裏側に飛び込んだ。普段は見る事のない場所であるが、のんびり窺っている場合ではない。

さん、急いだら危ないですよ……んぶう!!」

 緩やかな傾斜を、レイリンが物の見事にずっこけて転がり落ちていく。どちらかと言えば、よりも彼女の方が見るからに危ない。はレイリンを支えながら、妙にざわつき震える心を隠して視線を前へ向けた。其処にあった光景を、口を閉ざし見つめた。

 慌ただしく行き来する、ギルド関係者と思しき人々の波。彼らのその向こうには、大きな平台の荷車が人とアプトノスの力でゆっくりと押され、ゴトゴトと音を立てている。深緑色の竜を、太い縄で荷車に縛りつけて。
 あれが、渓流に現れたという先の件の、陸の女王――――雌火竜リオレイアなる大型モンスターだろう。
 の目に映るその深緑色の竜は、身動ぎ一つすらしていない。もう既に、心臓は動いていない事が察せられた。両翼の棘が砕かれ、強靭な体躯の至るところに矢が突き刺さっている。そして、獰猛な顔ばせには、砕けた甲殻を貫いて一本の矢が深々と額を穿っている。それでも、女王という異名を冠するだけあり、その迫力たるや生唾を飲むほど。これが生きて襲いかかって来るなんて、この界隈は本当に……。
 は驚愕した事と恐怖した事が混ざりますます呆然として、運ばれるリオレイアの姿をただただ見送るだけであった。けれど、その後ろに続いていた小さな荷車を見て、あっと言葉にならない声を漏らした。
 荷車を引っ張るアイルーたちが、どっと地面へ倒れ伏せる。止まった荷車からひらりと軽く飛び下りた影は、待ち人たちのものだった。二匹の特徴的なアイルー、漆黒の防具を纏う男性、そして……和装束の防具を纏う男性。一様に、遠目に見ても分かるほど、戦ってきましたと訴えてくる身なりをしていた。汚いなどとは思わない、なんて立派な姿。なのにの口から、言葉は出なかった。恐らく、歓喜が行き過ぎて一種の驚嘆状態だと思われる。要するに、嬉しすぎて言葉が出ない。

 そんなよりも先に、レイリンがひらりと側を離れ、彼らの元へと駆けてゆく。時折足元をもつれさせたけれど、真っ直ぐに向かうその細い背をぼんやりと見て、も恐々と近付く。

「ししょ、師匠ー! セルギスさぁーん! うわぁぁん!」

 既に半泣きのレイリンへと、影丸たちが振り返る。煩わしげな仕草であったけれど、ナルガSヘルムを外して現れた影丸の顔には、呆れながらも笑みがふっと浮かぶ。突っ込んでくる弟子の少女の額をぺしりと叩くその手は、普段よりもずっと優しかった。
 その後ろから、が近付く。彼女にいち早く気付いたのは、ユクモノネコ装備のカルトだった。の名を呼びながら駆け寄るベージュ色のアイルーは、柔らかい猫の毛を土で汚し、ヒゲツから借りた装備もボロボロにしていた。初めてのデビュー戦は過酷なものだったろうに、カルトは満面の笑みをへ見せる。

「カルト、傷、こんなに」
「これくらい、何て事ないニャ! それより、オレ戦ってきて頑張ったのニャ、旦那さんのオトモやってきたのニャ!」

 興奮しきって、身振り手振りで戦いぶりを話すカルト。心なしか、ぐっと逞しくなったような気もする。少し前まで、渓流で野生のアイルーだったのに、もう立派なオトモの顔立ちだ。無事だったのも嬉しくて、はその場にしゃがみ、カルトの激しく上下する手を掴んだ。汚れるのも厭わず手のひらで包むと、温かい肉球がぷにぷにと動く。その温度に、の妙に凍りついていた喉から、ようやく安堵の息がこぼれた。

「……言っただろ、大丈夫だって」

 の頭を、コンッと誰かの手が叩いた。のろりと顔を上げれば、ナルガSヘルムを外した影丸の顔が映る。小脇にヘルムを抱え、彼はを見下ろしていた。
 は、馬鹿、と呟き影丸の足を叩く。

「散々、不安煽ってたくせに」
「そうか?」
「そうよ、馬鹿」

 悪びれた様子のない、邪悪な笑み。それと、彼の足元にお行儀よく佇む金目のメラルーの竦める肩。普段よく見る仕草が、彼らが無事であるという事を実感させた。

 シラを切る影丸の隣には、表情を緩めるヒゲツ。そして師匠の帰還を半泣きで喜ぶレイリンと、蓋を取ばしたように口が回るコウジン。

 あと、一人。

 は、視線を前へと移す。しゃがんでいた身体を立ち上がらせ、カルトの手をそっと離す。足の爪先を進ませ、ゆっくりと、は彼に近付いた。首筋や背に、幾つもの視線が追いかけてくる。けれど、それらを感じながらも、の眼差しは一点のみを見据える。薄く開いた唇が、声にはならない呼びかけを放った。
 アイルーが引っ張る荷車へ背中を預け、地面に座ったセルギス。笠の顎紐を解いて隣へ放り、空を仰いだ。赤く暮れる空には、藍色の兆し。存在を示し始めた一番星が映っているのだろう。涼しげな風に、彼の汗ばんだ赤髪が揺れた。

「セルギス、さん」

 ようやく発せられた声は、彼の帰還を祝うはずなのに緊張に震えていた。下手したら遠くで響くギルド関係者の声よりも小さく、届いたかどうかさえ怪しい。けれど、セルギスは顔を前へ向け、琥珀色の目をへ向ける。
 何処もかしこも生傷だらけ、真新しい防具はたった一日で汚れてしまっている。三十歳に到達する精悍な顔にも、傷がつき、疲労が隠せない。無理もないだろう、リハビリを終えたばかり、本来ならドスジャギィというモンスターが相手だったのを、あの深緑色の大きな竜を相手取ってきたのだ。疲労だけで済んで、どれだけの幸福か。
 けれど。
 を見た彼は、満足そうな、或いは嬉しそうな、満ち足りた穏やかさを浮かべていた。それは以前と比べれば、ずっと柔らかく、憑き物が無くなったような。
 の心臓が、ぎゅう、と締め付けられる。いつの間にか爪の首飾りを握っていた自らの手のひらを開く。

 彼に、色々と言ってやろうと思っていた。心配させた文句だとか、八つ当たりだとか。ハンターに戻れて良かったとか、無事で良かったとか。ともかく飽和するほどの言葉を、それまで考えていたのは確かだ。けれど彼を見たら、その満ち足りた表情を見てしまったら――――全部、まっさらに吹き飛んでしまった。強張った心臓が、じわじわと解け、温かく跳ねる。
 それは、セルギスも同じであった。少し離れた場所に佇む、白い布地で仕立てたユクモ地方の伝統的な装束を纏う彼女。不安そうにしているのか、案じているのか、それとも喜んでいるのか、明確な感情のない表情をしていた。けれど、胸の前で握った白い手は、震えている。それと同じくらいに、セルギスも疲労に軋む身体が震える。けれどを見て、セルギスの肉体に、心臓に、沸き立つものが込み上げるのを彼は自覚した。

 涼しさを孕む風が、そよそよと吹いて過ぎ去る。不思議な見つめ合いが続いて、直ぐ。



 口を開いたのは、セルギスである。強張りを解いた低い声が、の耳を撫でる。

「……人間は、脆いな」

 唐突に告げたのは、そんな言葉だった。は少し離れた場所に立ち止まったまま、セルギスを見下ろす。

「見ろ、たったあれだけで、手は傷だらけだ。頬も、腕も、多少ぶつかっただけで、この有様だ。人間は……なんて、脆い生き物なんだろうな」

 セルギスは言いながら、小さく笑った。土に汚れ、傷だらけの五本の指を握りしめ、何度も確かめるように宙へ掲げる。それこそ、滲む痛みさえも嬉しそうにして。
 それは、至極当然な事であると、きっと誰もが笑うのだろう。堅い甲殻や、頑丈すぎる肉体を持たない、人間という種族なのだから。けれど、誰一人として知らぬところで獣とし生きてきたセルギスにとって、その事実は――――。
 は、まなじりが熱く染まりながら、吹き出すように微笑をこぼす。

「あ、当たり前じゃないですか」

 セルギスの目が、再びを見つめる。

「セルギスさん、人間なんですから」

 胸の奥から込み上げる、幾つもの感情の流れ。は泣き笑いの表情を浮かべた。嬉しそうに、安心したように、頬を緩める無防備な仕草。他でもないにそう言われ、セルギスはようやく実感した。戻って来れたのかと、願い続けた場所に入る事を許されたのかと。自分はようやく、人間に戻れたのか、と――――。
 じわり、と熱の灯る心臓が、セルギスの内側で音を立てる。奔流のように様々な想いが入り交じって溢れ、その熱さは全身に回っていた。

「……

 傷だらけのセルギスの両手が、ゆるりと、へ広い手のひらを見せ差し出された。荷車に背を預け、地面に座り込んだままの彼。はようやく距離を飛び越えて駆け寄り、嬉しさそのままに自らも両手を伸ばす。その手を掴もうとしたの指先は、彼の傷だらけの指先を掴む――――事は、何故か叶わなかった。

「え?」

 大きな手が、の細い手首を奪うように掴む。反応するよりもずっと早く、ぐんっと引っ張られたは前のめりにバランスを崩し、セルギスの胸に向かって倒れ込み――――。
 が目を真ん丸にするのと同じく、背後で二人を見守っていた影丸やレイリンたちもその時、ぎょっと表情を塗り変えた。
 息をするような至極当然な動作で、セルギスはの身体を抱き寄せていた。細い背中へ腕を回し、掻き抱いたの薄い肩へ、セルギスは自らの顔を埋める。
 ふわりとの視界を泳いだ、赤銅色の赤髪。やけに熱い腕の体温に包まれて、女とは根本的に違う屈強な身体に押しつけられ、数秒。ようやく、状況を理解しては声を荒げた。

「セ、セル、セルギス、さん……?!」

 硬直するに気付いても、セルギスはなお一層強く抱き込む。彼の足の間に図らずも収まって、両脇共に彼女の逃げ道は見当たらない。その上、これが一番を困惑させるのだが。

 背中の視線が、半端ないです……!

 ちらりと、肩越しに振り返ってみる。思った通りに、目を真ん丸にし凝視する影丸とレイリン、そして三匹の猫たちの姿が其処に。
 一転し、感動が羞恥に変わった瞬間である。

「……人間なのか、ジンオウガなのか、戻ってからずっと分からなかった」

 不意に告げられたセルギスの心に、は身動ぎを止めた。

「だが、モンスターを追いかけて、手痛い目にも遭って、それでも狩猟して……何だ人間なのかと、ようやく今日思えた」

 の背を抱く腕の力が増した。まるで、縋るような仕草。これが現実か、それともまだ悪夢の中か、どちらであるのか迷っているような。お伽噺から現実へと戻った実感、人間の狩人として復帰出来る喜び……多くの感情が氾濫しているせいなのだと、セルギスから感じ取った。よく分かる、他でもないだからこそ。
 は、一度静かにセルギスの硬く厚い胸を押し、少しだけ離れた。数センチ先にあるセルギスの精悍な顔には、安堵と歓喜が浮かび、その感情をどうすれば良いのかという困惑もあった。実に人間らしい、複雑で素敵な面持ち。ジンオウガの獰猛な顔ばせでは、そうする事さえも叶わなかったはずだ。
 は恥ずかしさを奥へ抑え込んで、セルギスへと笑った。

「……そうですよ、セルギスさん」

 ぽん、ぽん、と広い肩を撫でるように叩く。

「もう七年前の呪いは……ジンオウガの呪いは、終わったんですから」

 セルギスは一瞬、その琥珀色の瞳を見開いたけれど。次第に緩やかに細め、安堵に染まる笑みを浮かべた。そうだな、と呟いて、セルギスは今一度の身体を抱きすくめる。薄い、丸い肩。幅のない、柔い身体つき。ジンオウガの体躯では、そんな事出来るはずもない。人に戻りたいと泣いた桜色のアイルーさえも、前足で抱えるしか出来なかったではないか。
 噛みしめるセルギスに、は身動ぎし小さな声で呟いた。

「それと、セルギスさん」
「ああ」
「……おかえりなさい」

 セルギスの身体が、驚いたように揺れる。それをは感じ取った。セルギスはしばらく、その言葉を必死に飲み下すように押し黙って、そして。

「……ただいま」

 そうか、そんな言葉が、そう言えば此処には在ったんだな、と。まるで懐かしむように、ゆっくりと返した。
 あの渓流で過ごした獣の日々と、時間に置いていかれそうな人間の日々。これまでずっとセルギスの真ん中を占めてきた言われると、ようやく、現実を実感する。じわじわ広がる温もりを胸に抱き込んで、セルギスは大きく息を吐き出した。
 そんなセルギスを、が振り払えるわけがなく。彼女は幾つもの視線の集中砲火を浴びながらも、彼の帰還と真に人間に戻れた事実を祝福する事にした。はしばらくの間、歓喜に打ち震えるセルギスの抱擁を、甘受するしかなかった。

 その時、とセルギス、二人の背後では。
 歓喜の悲鳴を上げながら顔を真っ赤にするレイリンが居て。
 そんなレイリンの視界を手のひらで覆い隠し、本人は堂々と眺めている影丸が居て。
 さらにその足下で、顔を真っ赤にして気絶するコウジンと、無言の絶叫を上げるカルトが居て。
 そんな騒がしい二匹の首根っこを掴み、律儀に背を向けるヒゲツが居てと。

 それぞれで見守る彼らが居た事は、二人も既に気付いていたのだが、今しばらくはこのままどうかと、らしくもなく考える。様々な想いが交差した忙しない一日だったが、望み望んだ最良の形で暮れようとしているのだ。多少は、その喜びに寄り添っても良いだろう。

 今でも鮮明に過ぎる、渓流での日々。美しく残酷な世界で、同じものを願い続けた臆病な雷狼竜と桜色アイルーだって、ようやく。
 ようやく、報われたに違いない。



セルギス、ハンター復帰の話。
それと同時に、色々ねじ込んじゃったよ話。
カルトがセルギスのオトモになった事とか、ヒゲツが影丸のもとに残ってる事とか、諸々をぐいっと入れてみました。
隙間が無ければ、作っちゃえば良いじゃない。そんなノリも、無きにしも非ず。

ドスジャギィよりも大きく強敵で、渓流に出てくる、倒せそうなモンスターと考えたところ。リオレイアしか出てきませんでした。
色んな話でさりげなく、たくさん出演するお母様。ご苦労様です。

これがきっと、臆病な雷狼竜と桜色アイルー最後の思い出。
セルギスと夢主に、幸多からん事を。

次は、ハンター復帰祝賀会編。何かお酒の、大人な匂いを感じますね。
あ、ちなみに影丸の小脇に抱えた大吟醸は管理人のオリジナルですので、ご注意を。何をモチーフにしたかは、名前の通りに察して頂ければ。

それにしても戦闘描写はやっぱり、頭かきむしりますね。
何をどうしたって頭皮の毛根撃滅な管理人にも、誰か愛の手を。

(お題借用:sonia 様)


2014.04.25